Breadcrumb (パンくず) を実装した時の SERP 上の効用

Published: 2022/6/27


パンくずリストは、Google の構造化データのドキュメントにも載っているが、もちろんその実装コストはただではないので、わざわざそれをサイトのマークアップの中に記述した時に、どのようなメリットがあるのかについて調べた際のメモ。

SERP 上のパンくずの振舞い

Google は、パンくずの構造化データが与えられなかった場合、対象ページの URL のパス部分をパンくずだとみたててユーザーにこれを提示する。

Breadcrumb 構造化データが未実装のページの SERP

例えば上記は、 /tags/nuxt/ へのリンクだが、このページは 2022/06/27 現在、特に Breadcrumb の指定は行っていない。 結果、パスがそのままパンくずとして採用されている。特に、このサイトは SSG を行っている都合上、リンクがすべて末尾にスラッシュ(/)が付与されているが、それにより nuxt 自身がパンくずの途中という誤った解釈が行われているのが見てとれる。

また、 URL のパスは、例えばクローラーや SPA のルーティングフレームワークの挙動、 Web サーバーのファイルディレクトリの文字列エンコーディングなどに影響を受けうることから、基本は英数字で記述したくなることを考えると、それでしかパンくずが表示されないのは、少々見栄えが悪い。

BreadcrumbList の構造化データは、なので、 URL パスをそのまま利用するのではなく、サイトのオーナーが任意でパンくず構造を表現したい時に利用可能なデータ、という整理だと考えられる。

Breadcrumb 構造化データが実装済のページの SERP

具体的には、上記ページは /scraps/vue-router-meta-in-nuxt/ へのリンクだが、こちらは BreadcrumbList の構造化データを付与しているため、パンくずの表示には、その構造化データで指定したものが表示されていることが分かる。

まとめ

  • Google の SERP 結果についてパンくず部分の情報は、デフォルトだと、対象ページの URL パス部分からそれをファイルパス的に見たてて解釈した結果のものが採用される。
  • BreadcrumbList の構造化データを記述することにより、サイトのオーナーは URL のパスに縛られずに、より正しいパンくず構造を Google ないしユーザーに提示できるようになる。
  • (ただ SERP のパンくずがより正しいものになる、以上の効用が BreadcrumbList の構造化データにあるのかどうかは、正直よく分かっていない)

Tags: seoserp

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