JIRA における team-managed project vs company-managed project

Published: 2023/6/29


JIRA のプロジェクトは、 team-managed なプロジェクトか、 company-managed なプロジェクトかを選んで作成する必要がある。 これは、 project type と呼ばれる。

JIRA は元々、カスタマイズ性が高いチケット(issue)管理の SaaS として開発された。 カスタマイズ性が高いので、管理者ロールのユーザーがプロジェクト毎に issue type の定義などを行い、その上で通常ユーザーが利用していく、という想定の機能構成になっている。

ただ、普通の開発チームは、別に高度なカスタマイズがやりたいわけではなく、良い感じの kanban ボードと、その上でのチケット管理さえできてくれればよい場合がほとんどだったりする。 そのような 90% のユーザーのユースケースに対応するために、初期設定などを大幅に簡略化した、どのユーザーでも作成できる project として用意されているのが、 team-managed project となる。

どちらを使うべきか

普通は team-managed project を選んで、 Backlog や board (Kanban) を利用していればよい。 システムとのインテグレーションであったり、ワークフローのカスタマイズをやっていきたくなり、 team-managed project でできる範囲を超える場合には、 JIRA の admin 権限を持つ人と協力して、 company-managed project をセットアップしていくと良さげである。

参考


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