ssh での ClearAllForwardings について

ssh (という SSH プロトコルのクライアントプログラム) は基本的に、コマンドラインで指定するオプションは ssh_config として、設定ファイルにおいても記述することができる。 設定ファイルに -L や -R オプションに相当する、ポートフォワーディングの設定を書いていた場合、一番目の接続は問題なく動くかもしれないが、その接続を開いたまま、同じホストに対してまた別の接続を行おうとすると、ポートフォワードのために待ち受けるポートが被ってしまうためにエラーが発生してしまう。

これを避けるために、(cli 上の)オプションとして、これまで設定されていたポートフォワーディング系の設定を全部忘れる、という指定を行えるようになっていて、その指定方法こそがこの ClearAllForwardings というオプション値になる。

# 使い方の例:
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# 一番目のターミナルにて:
$ host-with-port-forwarding-config
# 二番目のターミナルにて:
$ ssh -o ClearAllForwardings=yes host-with-port-forwarding-config

参考記事

• https://groups.google.com/g/comp.security.ssh/c/qPMReAPfl2Q