リースの表現定理

あるヒルベルト空間 HH が与えられたとき、それ上の連続線形汎関数 fHf \in H^{*} は、 HH 上のある点 x0x_0 がただひとつ存在して、 f(x)=x,x0f(x) = \langle x, x_0 \rangle を満たす。

具体例

ヒルベルト空間を有界関数全体として、線形汎関数を [a,b][a, b] の定積分操作とするときにもこれが当てはまり、ある関数 ff が存在して、 ff との内積操作でもって任意の関数の積分値を計算できる。

(その実、 [a,b][a,b]11, それ以外で 00 になるような関数のことである)

参考

http://yeaf.web.fc2.com/sub1.html

  • 「Hilbert空間とRieszの表現定理」